【悩みコラム】セックスで濡れないのはなぜ?濡れる仕組みと対処法


セックス時の痛みの原因として、濡れないという理由が挙げられます。濡れない・濡れにくい場合、性交痛が伴ってしまい、性器が傷ついたり、性欲が低下しセックスレスに発展したりします。濡れないからと言って、相手に対して情が薄れてしまったわけでもなく、普段通りにしていても濡れなくなってしまったという人も少なくありません。今回は濡れない・濡れにくいといった悩みに着目していきます。

そもそも濡れるってどういう状態?


濡れる/濡れないというのは、身体が反応するからですが、どういった仕組みで反応するか知っている人はどのくらいいるでしょうか。濡れない・濡れにくいという悩みの原因や改善方法を確認する前に、仕組みについて知っておきましょう。

濡れる仕組み

膣は、外部からの物理的な刺激だけでなく性的興奮によって濡れる仕組みになっています。潤滑液として、また膣が傷つかないために濡れるようになっています。
濡れるメカニズム

濡れない原因

膣が濡れない原因として、オキシトシンの分泌がされていないことが挙げられます。
気持ちよさや幸せを感じていても、オキシトシンが分泌されない場合もあるのです。ホルモンバランスが乱れていたり、寝不足で体調が優れなかったりすると、なかなか分泌されません。
また、更年期はエストロゲンの分泌が低下し、膣内が乾燥しやすくなります。そのため濡れにくいと感じるケースもあるようです。
そのほかに、緊張や抵抗感があるときもオキシトシンの分泌がされにくくなり、結果として濡れない濡れにくい状態になってしまいます。
なかには元々濡れない体質の女性も。血行不良や、水分摂取量が少なすぎる場合も濡れにくい原因となってしまいます。

濡れない状態による問題

濡れる仕組みや、濡れない原因は上述の通りですが、濡れない状態で起こりうる問題点はどのようなものがあるのでしょうか。

痛みを感じてしまう

濡れていない状態で、セックスした場合挿入時に痛みが伴ってしまいます。濡れていない状態でピストンした場合、さらに痛みを感じてしまうでしょう。

性器が傷ついてしまう

痛みを感じたときや、そのまま行為を続けていった場合性器が傷ついてしまう可能性があります。傷ができ、血が出てしまったり、炎症が起きてしまったりすることもあります。

トラウマになり抵抗感が増えてしまう

痛みや傷はトラウマになりやすいです。トラウマになってしまうと、セックス自体に抵抗感が増えてしまいます。その結果として、セックスレスになる場合もあるでしょう。

濡れない 濡れにくい状態の解決策

濡れない状態でセックスしてしまうと、痛みや苦痛が伴います。肉体的にも精神的にも良くないので、解消したいところです。
解決策として、潤滑液の代わりになるものを使用することと、日頃から血行をよくしたり水分をこまめに補給することが大切です。
潤滑液の代わりになるものとして、ローションやオイルがあります。ボトルやチューブタイプのものから、膣の中に注入するタイプのものまで様々です。注入タイプだとタンポンと似た要領で入れられるので、衛生的にも良いかもしれません。
種類も豊富にあるので、自分の身体にあったアイテムを探してみてください。

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